15日、名古屋駅近くで軽乗用車が歩行者に突っ込み3人が死傷した事故で、軽乗用車は制限速度を大幅に上回る時速60キロ程度で走行していたとみられることが分かりました。 鳴海洋容疑者は15日、名古屋市中村区の交差点で軽乗用車を運転し、歩行者3人をはねてけがをさせたとして過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕され16日朝、容疑を危険運転致死傷に切り替え送検されました。 この事故で、会社員の田中幸子さんが死亡し男女2人が重傷を負いました。 軽乗用車はバスターミナルや駐車場につながる誘導路で、出口へ向かう途中にカーブでコントロールを失い、反対車線に突っ込んだうえ、赤信号の交差点に進入したとみられています。 その後の捜査関係者への取材で事故当時、制限速度の2倍を超える時速60キロ程度で走行していたとみられることが新たに分かりました。 鳴海容疑者は警察の調べに対し「人にぶつかっていない」と容疑を否認しているということです。