偽造された教員免許状を提出したとして逮捕された中学校補助教員の男が養子縁組で名字を変えたとみられることが分かりました。 偽造された教員免許状の写しを須恵町に提出したとして逮捕された中学校補助教員近藤正仁容疑者(66)は2005年、児童ポルノ禁止法違反の罪で有罪判決を受け教員免許を失効しました。 当時は「古畑」姓でしたがその後、養子縁組を利用して現在の姓に変えたとみられることが複数の関係者への取材で新たに分かりました。 須恵町は採用時、性犯罪に関する免許の失効履歴がわかるデータベースで確認していましたが、名字が違うことからすり抜けられたと見られています。 警察は、近藤容疑者が検索による失効履歴の発覚を逃れるため、意図的に名字を変えた可能性があるとみて裏付けを進めています。