AIで262人の女性芸能人らの偽わいせつ画像作成 サブスク販売か 会社員男逮捕

女性芸能人の顔写真を生成人工知能(AI)に学習させ、作成したわいせつ画像をインターネット上で販売したとして、警視庁保安課はわいせつ電磁的記録陳列の疑いで、秋田市楢山共和町、会社員、横井宏哉容疑者(31)を逮捕した。容疑を認めている。 保安課によると、横井容疑者は女性の俳優やタレント、アイドル、アナウンサー計262人の顔写真データを無料の画像生成AIソフトに読み込ませ、偽のわいせつ画像を作成。約2万点を月額料金を払う「サブスクリプション」形式でインターネット上で公開し、月額1~100ドルで利用者に閲覧させていた。高額プランの契約者には、指定の芸能人やポーズなどの依頼に応じて画像を作成していたという。 横井容疑者はAIに関する専門知識はなく、作成方法を紹介するネット記事や動画を参考にしたといい、「小遣い稼ぎで始めた。女性芸能人を模した画像は収益が得られると思った」と供述。昨年10月以降の約1年で約120万円を売り上げたとみられる。 逮捕容疑は今年1~6月、女性芸能人に似せたわいせつ画像3点をインターネット上で公開したとしている。

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