クレジットカードを不正取得疑い 中国籍の男女4人を再逮捕 母国に指示役か

他人の個人情報を悪用してクレジットカードを不正に取得したとして、警視庁国際犯罪対策課は私電磁的記録不正作出・同供用や窃盗などの疑いで、東京都大田区蒲田、無職、杜晶江被告(36)=入管難民法違反罪などで起訴=ら中国籍の男女4人を再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。 他に再逮捕されたのは、李龍(37)、張坤(38)、周彦偉(35)-の3容疑者。同課によると、杜、李両容疑者は在留カードの偽造事件に関与したとして5月に逮捕されており、押収したスマートフォンやパソコンの解析などで今回の事件が発覚した。 4人は、2~4月ごろ、クレジットカード39枚を不正に取得し、約600万円をキャッシングしたほか、約1500万円分のiPhoneを購入した疑いがもたれている。杜容疑者はSNSで、中国にいる人物から指示を受けていたとみられ、詳しい経緯を調べている。 4人の再逮捕容疑は共謀の上、2~3月、新潟県と山口県の60代男性2人の個人情報を利用して、クレジットカード2枚を不正に作成。現金計100万円を引き出したり、スマートフォンや食品などの購入に充てたりしたとしている。

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