飼っている犬が「他人をかんだ」ら、飼い主は逮捕されてしまうのか【弁護士が回答】

愛犬と暮らしている人であれば、誰もが懸念する「飼い犬トラブル」。10月14日には、自宅敷地内で放し飼いにしていた犬が男性2人にかみつき、ケガをさせたとして、長崎県内に住む60代の男性が逮捕されたとの報道もありました。 犬を飼っている人の多くは、しつけから飼育方法まで、愛犬がトラブルを起こすことのないよう細心の注意を払っていると思いますが、実際には「飼い犬が他人にかみついてケガをさせた」「リードから外れた犬が逃げ、他人や他の犬に危害を加えた」などのトラブルが発生することもあります。こうしたトラブルについては、「飼い主は責任持って飼わないとダメ」「犬は悪くない。飼い主が悪い」という批判的な声が多数聞かれますが、一方で「正直、逮捕されるって知らなかった」「どういう犬の飼い方だと逮捕されるの?」「散歩中にリードがついていてもダメなのかな」といった疑問の声も聞かれます。 実際のところ、「飼い犬が他人にケガをさせた」場合において、飼い主が逮捕されるのはどんなケースなのでしょうか。佐藤みのり法律事務所の佐藤みのり弁護士に教えていただきました。

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