「あおり運転されて頭にきて」後方の車を追い抜かせて真後ろに付き4キロ追走→一時停止中に窓を開けさせ21歳男性の顔を10回殴りけがさせたか 34歳自営業の男逮捕

20日午後、福岡県朝倉市で21歳の大学生の男性に顔を拳で約10回殴る暴行を加え、けがをさせたとして34歳の自営業(自称)の男が逮捕されました。 男は事件直前、大学生の男性が運転する車を追い抜かせた後、約4キロにわたり追いかけていて、「あおり運転をされたことで頭にきて殴りました」などと話しているということです。 20日午後3時半ごろ、筑前町弥永の県道で乗用車を運転していた男が車を道路の左端に寄せ、後ろを走行していた軽乗用車を追い抜かせました。 男はその後、軽乗用車の真後ろに付いて約4キロにわたり追いかけ、軽乗用車が朝倉市長谷山の市道上で一時停止すると、後ろを走行していた男は車を降りました。 そして軽乗用車に近づき、運転していた朝倉市に住む21歳の大学生の男性に声をかけて運転席の窓を開けさせ、顔を拳で約10回殴る暴行を加えてけがをさせたということです。 2人はその後、近くの店の駐車場に移動し、大学生の男性が110番通報。 駆けつけた警察が大学生の男性の顔から血が出ているのを確認し、乗用車を運転していた男を傷害の疑いで現行犯逮捕したということです。 逮捕されたのは川崎町に住む自営業(自称)松本優人容疑者(34)で、取り調べに対し「私が相手の男性の顔面を殴ってけがさせたことは間違いありません。あおり運転をされたことで頭にきて殴りました。後ろからベタ付けされたり、クラクションを鳴らされたりしました」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、ドライブレコーダーの映像を確認するなどして事件前の状況について調べています。

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