裁判所から禁止されているにも関わらず、元妻に電話やSNSでメッセージを送信したとして、警察は10月21日、徳島板野署の警察官の男をDV防止法違反の疑いで逮捕しました。 DV防止法違反の疑いで逮捕されたのは、徳島板野警察署の巡査部長の男47歳です。 警察によりますと、容疑者の男は2024年11月、裁判所から、元妻に対し緊急でやむを得ない場合を除き、電話をかけるなどの行為を禁止する、保護命令を受けていました。 しかし9月18日、緊急性がない電話や、SNSによる連絡を午後2時から3時間ほどの間に合わせて20回行った、DV防止法違反の疑いが持たれています。 調べに対し男は、容疑について間違いないと認めているということです。 警察官の逮捕を受け県警監察課は「厳正に対応すると共に、再発防止に努める」とコメントしています。 捜査関係者によりますと、男はこれまでにも元妻の勤務先の弁護士事務所に電話を複数回かけるなどして、脅迫と威力業務妨害の疑いで書類送検されていました。