鹿児島市内の老人ホームで、入所していた80代の女性の顔面を殴るなどの暴行を加えたとして、20日逮捕された元職員の61歳の女の身柄が鹿児島地方検察庁に送られました。 暴行の疑いで送検されたのは、鹿児島市牟礼岡1丁目の無職・川添君江容疑者(61)です。 警察によりますと、川添容疑者は鹿児島市内の老人ホームに勤務していた9月14日、入所していた80代の女性の顔を平手で複数回殴ったり、髪をつかんだり、体を足で蹴るなどの暴行を加えた疑いがもたれています。 女性に目立ったけがはなく、女性が別の職員に相談し、防犯カメラの映像から事件が発覚しました。 川添容疑者は警察の調べに対し、「顔を殴ったことは間違いないが蹴ったことなどは覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。 警察が動機などを調べています。