警察官も気づかず処理 4年後にタレコミで発覚 無免許運転を隠すため親族になりすましたか 釧路市

北海道・釧路警察署は、有印私文書偽造・同行使の疑いで、釧路市に住む漁師の男(42)を逮捕しました。 男は2021年10月13日正午前、釧路市柏木町で交通違反処理のため乗せられたパトカーの車内で、運転免許証を忘れたとして、本人確認をする書類に親族の名前や住所、生年月日などを記載し渡した疑いがもたれています。 その後、交通違反は男本人か親族のどちらかが通常通りの処分を受けましたが、当時警察は、虚偽申告による偽造に気づいていませんでした。 2025年7月になって、「無免許で捕まり身代わりさせた男がいる」との通報があり、逮捕につながりました。 男は「過去の事なので記憶が曖昧です。忘れてしまいました」と容疑を否認しているということです。 警察は当時の対応に問題はなかったとしていて、男が無免許運転を隠すため親族になりすましたとみて、交通違反の処分を受けた人物の特定や、余罪を捜査しています。

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