兵庫・尼崎市のクリニックで、医師が患者の女性に何らかの薬を投与して意識を朦朧とさせた上で、性的暴行をした疑いで逮捕されました。 準強制性交の疑いで逮捕された医師の瀬尾達容疑者(63)は、5年前、兵庫・尼崎市の耳鼻咽喉科のクリニックで、女性患者(当時28)に対し何らかの薬を投与して意識をもうろうとさせ、抵抗できない状態で性的暴行をした疑いが持たれています。 調べに対し、瀬尾容疑者は「今は思い出せません」と話しているということです。 警察によりますと、瀬尾容疑者は2025年7月、クリニックと同じビル内の薬局から、ダイエットなどを目的に糖尿病用の薬を盗んだ疑いで逮捕されていて、その後の捜査で今回の事件が発覚しました。 警察は余罪があるとみて捜査をする方針です。