香川県警捜査二課と高松西署は23日、笠岡市三番町の建設業の男(36)を窃盗の疑いで逮捕しました。 調べによりますと、男は共謀して10月4日午後8時20分ごろ、高松市内のコンビニエンスストアのATMで、他人名義のキャッシュカード2枚を使って現金合わせて30万9000円を引き出した疑いです。 キャッシュカードは香川県内に住む80歳代の女性のもので、警察官をかたる人物から「キャッシュカードを一旦預かります」と電話があり、女性は自宅を訪ねてきた警察官を名乗る男にキャッシュカードを渡したということです。 調べに対し、男は「お金を引き出したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察は特殊詐欺事件とみて捜査していて、「警察官がキャッシュカードを預かることは絶対にありません」と注意を呼び掛けています。