娘の遺体を冷凍庫に遺棄したとして逮捕された女の身柄が23日検察庁に送られました。 女の犯行が発覚したきっかけは脱輪だったことが新たにわかっています。 落合健悟 記者： 女を乗せた車が検察庁に向かいます。フードを被りうつむいている様子が確認できます 死体遺棄の疑いで23日送検された掛川市大坂の無職の女（37）。 9月中旬、5歳の長女の遺体を自宅の冷凍庫に遺棄した疑いが持たれています。 近くに住む人： 彼岸の頃に（女の）家の前に県警のパトカーが2～3日止まっていたので、何かあったのかなと思っていた 伊藤渚紗 記者： 近所の人の話では、数カ月前にも自宅前のこの道で女と長女が仲睦まじく歩く姿が目撃されています 事件が発覚したのは9月16日。 この日の朝、エコパ近くの掛川市内で女の運転する車が脱輪で動けなくなり、その様子を見ていた人が通報したところ、女は駆けつけた警察官に「娘が行方不明になっている」と伝えたと言います。 ただ、警察が話を詳しく聞いた上で女の自宅を調べたところ、同日の昼頃、死後数日が経過した長女の遺体が見つかりました。 司法解剖の結果、死因は窒息死の可能性が高いと見られています。 このため長女が死亡した経緯についても女が事情を知っているとみて、警察は殺人や傷害致死の疑いも視野に捜査を続けています。