群馬県教育委員会が教員3人を懲戒処分 今年度10人目 10年で最多に

県教育委員会は23日、県内の教員3人を懲戒処分にしたと発表しました。 県教育委員会は23日付けで、県内の教員2人を懲戒免職、1人を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。懲戒免職となったのは、前橋・南橘中学校みやま分校の髙井豪士教諭(29)と、桐生・相生中学校の小林真樹教諭(60)の2人です。 県教育委員会によりますと、髙井教諭はことし7月、伊勢崎市内のパチンコ店で女性従業員に盗撮行為を行い、おととし5月にも当時勤務していた中毛地域の中学校で生徒の着替えを盗撮していたということです。髙井教諭は7月に逮捕されていて、教育委員会の聞き取りに対して行為を認めているということです。一方、小林教諭はことし7月、飲酒後に車を運転し、物損事故を起こしたということです。 また、停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、西毛地域の公立中学校に勤務する23歳の女性教諭です。先月、自宅アパートで同居している交際相手の男性を包丁で傷つけ、全治7日間のけがを負わせたということです。この女性教諭は23日付けで依願退職しました。 教育委員会によりますと、今年度、懲戒処分を受けた教職員は今回で10人目で、過去10年で最多となっています。平田教育長は「教員による不祥事が再び発生し誠に申し訳ありません。繰り返し指導を徹底し、不祥事の根絶に向け全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。

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