高校PTA連合会の元会長を逮捕 県内の高校生の保護者から納められた会費 約800万円横領の疑い 高級クラブでの飲食や海外旅行に 約5000万円を着服か 徳島県

PTAの業務で管理していた預金を横領したとして、元会長の男が逮捕されました。 徳島県警が業務上横領の疑いで29日に逮捕したのは、兵庫県洲本市の会社員山本裕史容疑者(50)です。 警察によりますと、山本容疑者は県の高校PTA連合会の会長などを務めていた2022年5月から2024年11月までの間に、連合会の預金口座から自分名義の口座に入金するなどして、2回に分けて合計約817万円を横領した疑いが持たれていて、容疑を認めています。 連合会などによりますと、口座には県内の高校生の保護者から納められた会費が集められていました。 山本容疑者は2022年8月ごろから、この口座を一人で管理していたということです。 去年冬に全国のPTA関係者が集まる大会があった後、旅費の支払いが遅れたことから発覚し、2023~2024年度に約5000万円を着服したとみられます。 山本容疑者は警察の調べに対し、横領した金は県外の高級クラブでの飲食や、海外旅行の代金など「私的な支出に使い果たした」と説明しているということです。警察は横領した総額と使い道について捜査を続けています。

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