実子の乳幼児2人を住宅に置き去りにしたとして、愛知県警南署などは29日、名古屋市南区柴田本通3、会社員の北島遥生容疑者(23)と同区元塩町4、店員の北島エリカ容疑者(22)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は今年7月8日午後4時50分ごろから約7時間にわたり、同居する同市南区の集合住宅の室内に長女(1)と次女(0)を置き去りにしたという。 同署によると、容疑者2人はこの間、飲食店に行ったり、買い物をしたりしていたという。9日午前2時10分ごろ、「夫婦げんかをしている」と110番通報があり、署員が急行。室内で体調不良とみられる次女を発見し、病院に搬送した。長女、次女いずれも命に別条はないという。【塚本紘平】