麻薬密売組織の大規模な取り締まりで銃撃戦 119人死亡 ブラジル・リオデジャネイロ

南米ブラジルで麻薬密売組織に対する大規模な取り締まりが銃撃戦などに発展し、警察官を含む少なくとも119人が死亡しました。 ブラジル当局によりますと28日、リオデジャネイロにあるスラム街ファベーラで、麻薬密売組織を標的とした大規模な取り締まりが行われました。リオデジャネイロ史上最大規模で、約2500人の警察官や軍の兵士が投入されました。 この取り締まりで81人が逮捕されましたが、密売組織側が銃撃やドローンから手りゅう弾を投下するなどして激しく抵抗したため、リオデジャネイロ州は警察官4人を含む119人が死亡したと発表しています。作戦ではライフル93丁と500kgを超える麻薬が押収されています。 リオデジャネイロでは、国際イベントの前に警察の強制捜査が頻繁に行われていて、来週気候変動に関する国際会議が開催されます。(ANNニュース)

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