鴻池運輸『3億円の所得隠し』と国税指摘 元課長らの架空請求で… 「処分は不服」と会社側は審査請求

大阪に本社を置く物流大手「鴻池運輸」が、架空の外注費を計上していたなどとして、国税局から約3億円の所得隠しを指摘されていたことが分かりました。 2023年11月、大阪国税局による税務調査で、「鴻池運輸」の茨城県内の支店の元課長らによる取引先への架空請求が発覚しました。 元課長らは今年1月、会社に損害を与えた特別背任の疑いで逮捕されています。 関係者によりますと大阪国税局は、おととし3月までの3年間に架空請求に計上された約3億円を「所得隠し」と判断し、鴻池運輸が監督責任を怠ったとして重加算税を含む約1億円を追徴課税したとみられます。 鴻池運輸は、「処分は不服で、国税不服審判所に審査請求している」などとコメントしています。

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