廃品回収装い、ロードバイク盗んだ疑い 男「千~2千台盗んだ」

廃品回収業者を装ってロードバイクを盗んだとして、警視庁は、職業不詳の上原健治容疑者(38)=東京都稲城市=を窃盗の疑いで再逮捕し、31日に発表した。容疑を認め、「昨年末から、多摩地域と神奈川県内で1千~2千台盗んだ」と供述しているという。 捜査3課によると、容疑者は8月4日午後1時40分ごろ、同市内のマンション駐輪場からロードバイク1台(時価約3万円相当)を盗んだ疑いがある。その後、トラックに積み、埼玉県川越市内のリサイクル業者に転売していたという。 稲城市内の別のマンションの駐輪場から自転車を盗んだ疑いで10月上旬に窃盗容疑で逮捕された際、「廃品回収業者だ」と説明していたが、必要な許可は得ていなかった。 リサイクル業者には、容疑者が今年1~10月だけで、1千台近い自転車を計550万円ほどで売った記録が残っていた。容疑者は廃品回収業者を装い窃盗を繰り返していた、と同課はみている。(藤田大道)

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