須恵町に偽造教員免許を“提出”補助教員の男を起訴

偽造された教員免許をめぐる事件で逮捕された補助教員の男を福岡地検は31日付で起訴しました。 偽造有印公文書行使の罪で起訴されたのは中学校補助教員・近藤正仁被告(66)です。 起訴状によりますと近藤被告は今年1月、須恵町の学校職員に応募した際、偽造された中学校教諭の免許状の写しを提出した罪に問われています。 関係者によると近藤被告は「古畑」性を名乗っていた2005年、児童ポルノ禁止法違反の罪で有罪判決を受け教員免許を失効。 その後養子縁組で名字を近藤に変えたと見られています。 偽造された免許の提出先だった須恵町は近藤被告を採用する際、性犯罪に関する免許の失効履歴がわかる全国のデータベースで確認していましたが名字が違うことから検索ではヒットせず、すり抜けられたとみられています。 捜査関係者によると近藤被告は「学校教育に携わりたかった」という趣旨の供述をしているということです。

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