今月13日、愛媛県大洲市の住宅で知人男性の頭部をハンマーで複数回殴り、全治1週間のケガをさせ、財布などを奪った事件で65歳の男が強盗傷害の罪で31日起訴されました。 強盗傷害の罪で起訴されたのは、住居不定の無職・上野勝被告(65)です。 起訴状などによりますと、上野被告は今月13日、大洲市の知人宅を訪れた際、知人男性の頭をハンマーで複数回殴り、全治1週間のケガをさせたうえ、現金およそ1万円などが入った財布を奪ったということです。 上野被告は事件後、車で逃走。パトカーの追跡を受けている途中に宇和島市内で車から降り、海に飛び込んで逃走を図りましたが、住民が漁船を出して捜査に協力し、身柄を確保されました。 上野被告は、逮捕当時、警察の調べに対し、容疑を認める内容の供述をしていたということですが、松山地検は認否を明らかにしていません。