名古屋 主婦殺害事件 夫が借り続けたアパートで現場検証

急転直下、容疑者が逮捕された26年前の名古屋市主婦殺害事件。逮捕から一夜明け、警察は事件が起きたアパートの現場検証を行いました。 現場を保存するため事件後も26年間賃料を払って借り続けたアパート。 高羽さんの夫 悟さん(2014年取材) 「これが犯人の血なんですね」 1日、そのアパートで警察が改めて現場検証を行いました。 先月31日、殺人の疑いで逮捕され容疑を認めている安福久美子容疑者(69)。1999年11月、名古屋市のアパートで主婦の高羽奈美子さんの首などを刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 今月1日の現場検証には安福容疑者も立ち会ったということです。 急転直下の展開に見えたこの事件。実は、警察は今年に入って安福容疑者から複数回にわたって話を聞いていたことが分かりました。 当初、DNA型の任意提出を拒否していた安福容疑者ですが、先月になって応じ、鑑定結果が出る時期に合わせて先月30日に1人で出頭したということです。 近隣住人 「(Q.安福容疑者の印象は?)普通のおばあちゃん」 「(Q.あいさつしたら?)返してくれます。多分、夫か誰かが一緒に住んでいると思います」 一夜明け高羽さんの夫・悟さんは…。 「似顔絵、全然似てないんだよ。さすがにDNAをとられたから観念したんだろう」 安福容疑者は悟さんの高校の同級生で、同じソフトテニス部に所属していました。 悟さん 「意外過ぎてちょっと実感がわかない」 当時、安福容疑者からバレンタインデーにチョコや手紙をもらったことがあるという悟さん。 事件が起きる前の年にソフトテニス部のOB・OG会で顔を合わせたということです。 悟さん 「『安福』という名前に変わっていたので、結婚したんだということで」 「(Q.それ以来会ってない?)会ってないし、メール、電話番号も知らないし」 「(Q.疑ったことは?)ない。凶暴な性格じゃない。おとなしい女の子でした」 動機に心当たりはないという悟さん。 警察は事件の詳しい経緯を調べています。

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