26年前、名古屋市の主婦殺害事件で逮捕された安福久美子容疑者(69)。 被害者の夫・高羽悟さん(69)と高校で同級生だったのは、50年以上前です。 当時のおぼろげな記憶を周囲の人が呼び起こすことも。 妻・奈美子さんの27回忌の法要で、悟さんは妹から、こんなことを言われたそうです。 高羽悟さん 「『お兄さん、喫茶店で泣きつかれて迷惑したと怒って帰って来たじゃん。あの女でしょう』と言われたので、そこで思い出した。すっかり忘れていて」 それは、悟さんと安福容疑者が、別の大学に進学してからのことでした。 高羽悟さん 「私が、毎日、練習しているコートのところに女性が立っていて。ずっと立っているから、だんだん、ざわつくといったら、おかしいが、ほかの部員が『あの女、誰だ』『何で立っているんだ』となって」 そして、ある日、練習終わりに話しかけてきたので、喫茶店に場所を移し、「さすがにここまで着いて来るのは困る」と告げたそうです。 すると、安福容疑者は、しくしくと泣き出したといいます。