暗号資産約2400万円分特殊詐欺被害 名張市30代男性、大阪府警を装う男

【名張】三重県警名張署は5日、名張市の30代男性が警察官を装った男らに逮捕状のようなものを見せられ、約2400万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。 同署によると、男性は4日午前10時ごろ、携帯電話に京都府警を名乗る男から「あなたの口座が資金洗浄に使われた。担当の大阪府警に代わる」と電話があり、大阪府警を装う男のLINE(ライン)を登録した。 男性はビデオ通話で男に「あなたの暗号資産が犯罪資金で購入されたものではないと証明する必要がある」と言われ、同日午後1時ごろ、暗号資産を指定されたアドレスに送金し、だまし取られた。不審に思って勤務先の上司に相談したことで詐欺被害に気付いた。

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