【AFP=時事】ニュージーランドの警察のナンバー2だったジェボン・マクスキミング元副総監(52)は6日、子どもの性的搾取と獣姦(じゅうかん)に関する画像・動画を貸与されたデバイスに保存していたことを認めた。 マクスキミング被告は6月、不適切な画像・動画所持の罪8件で逮捕・起訴された。 裁判所は当初、マクスキミング氏の氏名や事件の詳細に関する報道を禁じていたが、匿名の権利は8月に失効した。 弁護人は6日、ウェリントン地方裁判所で、マクスキミング被告が代表的な罪である不適切な画像・動画所持の罪3件について起訴事実を認めたと述べた。 マクスキミング被告は2020年7月から2024年12月に子どもの性的搾取と獣姦に関する画像・動画を所持していたとされる。 マクスキミング被告は、捜査が開始された2024年12月、職務停止処分(給与は全額支給)を受けた。 マクスキミング被告は休職し、今年5月に辞職した。 この事件の詳細は報道できない。 判決は12月に言い渡される予定。 ニュージーランド警察のリチャード・チェンバース総監は6日、この事件を「不名誉」と評した。 「この結果は、階級に関わらず、すべての警察官が私たち全員に適用される法律に責任を負うことを示している」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News