犯行時、殺された男性が何回も「ごめん」 葵区の経営者殺害・遺棄 静岡地裁公判 元部下「被告から聞いた」証言

飲食店の共同経営者だった男性=静岡市葵区、当時(30)=を殺害したなどとして殺人と死体損壊、遺棄の罪に問われた会社役員の被告(31)=同区=の裁判員裁判の第2回公判が6日、静岡地裁(丹羽芳徳裁判長)で開かれ、検察側の証人として、被告の元部下の男性が出廷し、共同経営者の男性から殺害時に「ごめん」と何回も言われたと被告に聞いたと証言した。 元部下の男性は、共同経営者の男性が殺害された昨年6月23日未明以降、被告と行動をともにしていて死体損壊と遺棄容疑で被告らと逮捕された後、不起訴となった。被告本人から「殺しちゃったわ」と電話で伝えられたが、当初は殺害したとは思わなかったと説明。被告に呼び出されて、遺体を運搬する車両に同乗した際に「足元にあるのが死体」と言われたとした。

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