「何でうちの家内だったんだろう…」 名古屋主婦殺害事件 安福久美子容疑者の逮捕から1週間 遺族は“供述”に怒りも…犯行動機は不明のまま

26年前、名古屋市西区で主婦が殺害された事件は、容疑者の逮捕からきょうで1週間です。遺族が改めて心境を語りました。 妻の命を奪った、容疑者逮捕から1週間。遺族の心境には変化が。 (高羽奈美子さんの夫・悟さん) 「最初はほっとしてよかったが、色々と供述が出てきて、だんだんと怒りが湧いてきた。何でうちの家内だったんだろうと」 1999年11月、名古屋市西区のアパートで高羽奈美子さんが首などを刃物で刺され殺害された事件。逮捕された名古屋市港区の安福久美子容疑者は… 「家族や親族がいるから、迷惑をかけられないし、捕まるのが嫌だった」 ■「結婚生活して平穏な家庭があって、わざわざ殺すか…」 安福容疑者が事件後も、名古屋市内で夫や子どもと生活していたことなどが、この1週間で明らかになりました。 (悟さん) 「結婚生活しながら平穏な家庭があって、そんなことをやればえらいことになると思う。わざわざ殺すか…と思いました」 安福容疑者は、高校と大学時代に悟さんに好意を寄せていましたが、事件の動機はいまだ明らかになっていません。 (悟さん) 「もうよくわからないです…」 安福容疑者の年齢や身長、靴のサイズなどは、警察が情報提供を呼びかけていた容疑者の特徴とおおむね一致。愛知県警には6日までに約170件の意見が寄せられ「警察の威信を感じた」と激励の声がある一方、過去の捜査の不備を指摘する意見もあるということです。

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