フジテレビ系にて放送中の、齊藤京子と水野美紀がダブル主演を務める火ドラ★イレブン「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(火曜午後11:00=カンテレ制作)。本日・11月11日の第6話放送に先駆け、加藤小夏と長野凌大(原因は自分にある。)からコメントが到着した。 本作は、あしだかおる氏・アオイセイ氏による同名人気漫画(ぶんか社刊)が原作。幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした55歳の母・篠原玲子(水野)が、全身整形で25歳の篠原レイコ(齊藤)に生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに“新米ママ”として潜入する、衝撃の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント。 前週放送の第5話では、新たな真実が判明した。勤めていた会社の社長を殺害した容疑で逮捕された玲子の元夫で河井優奈(大友花恋)の父・井上健司(津田寛治)が、刑期を終え出所。するとレイコは、「優奈の友人」を装い接近するが、健司はその帰り道に怪しい男たちに襲われてしまう。 レイコからの要請で成瀬(白岩瑠姫/JO1)が治療にあたり、「犯人に心当たりがないか」と聞き出そうとすると、健司は「言ったら殺される」と驚愕(きょうがく)の返答。それを受け、成瀬が健司の事件を洗い出すと、優奈をいじめたボスママ・新堂沙織(新川優愛)の夫で、国会議員の新堂幹久(竹財輝之助)が裏側に潜む“黒幕”として浮かび上がってきたのだ。 予想外の黒幕が明らかになると、SNSでは「そうつながるんか!!!」「鳥肌やばい」「さぁ、でかい話になってきたよ」「復讐のターゲットが夫婦に変わった」「最強極悪夫婦かぁ」と大盛り上がり。さらに、ラストシーンで健司が療養する部屋のドアを何者かが激しくたたくと、「誰! 誰が来たのよ!!!!」「え、やだ変な予感する」「最後怖すぎて目と耳ふさいだ」「待って、展開読めなさすぎてめちゃくちゃ面白い」「これまだ5話なんだよね!?」と、先行きの見えない今後の動向が気になって仕方がないという声が多数上がった。 第6話では、「新堂が警察に手を回して僕は犯人に仕立て上げられていた」と告白した健司の冤罪(えんざい)を確信したレイコが、ついに極悪夫妻の闇を暴くべく新堂邸へ向かうことに。しかし、新堂家で開催される北条彩(香音)の娘の誕生日パーティーに出席したレイコの前には、想像をはるかに超える、狂乱とカオスが広がり…。 このたび、コメントを寄せたのは、レイコが引き取った空(佐藤大空)の実の母親・さちを演じる加藤と、その年下彼氏・タクヤに扮(ふん)する長野。第5話で、第1話ぶりに登場したさちがレイコを遠くから見つめ、「いいこと考えた」と不敵な笑みを浮かべるシーンには、視聴者は「何か不穏だな…」「この先不安ですよ」などと、ただならぬ雰囲気を感じていた。 そんなさちを演じるにあたり、「初めての母親役でずっと不思議な感覚です」と打ち明ける加藤は、「空を虐待する“母”でありながら一人の“女性”でもある、難しい役どころ」と紹介。それでも、「長野くんの素晴らしいパフォーマンスのおかげで、自然とさちに入り込むことができました」と撮影は順調のようだ。 一方、長野は「たまに出てきては爪痕を残す、作品にエッジを効かせる役どころで、難しさを感じつつも楽しんでいます」と心境を吐露。心がけている点として、「“ダメ人間”や“クズ”は男性が演じるケースが多いように感じますが、今回は逆で妙にリアリティーがあるので、視聴者の皆さんに違和感なく届けられるよう意識しています」と挙げた。 また、本作のキャスト陣については、「初共演の方ばかりで面白かったです」という加藤と同様に、長野も「僕も初共演の方ばかりでした」と語る。お互いの印象について、加藤は「長野さんは、見た目はフワフワですが、中身は真面目でしっかりされていて、人の気持ちを考えて行動される方。一緒にお芝居をしていて心地いいです」と信頼感を交えながら明かすと、「視聴者の皆さんには、“やさぐれたカップル感”が伝わっていればいいなと思います」と表現したい部分を教えてくれた。 それに対して長野は、「加藤さんは、独特の雰囲気をまとう気さくな方で、初めてお会いした気がしませんでした」と口にすると、「過去にグループ(原因は自分にある。)のメンバーと共演されていたので、初日からその話で盛り上がりましたね」と初顔合わせ時を回想。さらに長野は、「あと、僕と同じくアーティスト活動をされている白岩さんも、すごく優しい方だったので『次に音楽番組でお会いしたら友達のフリしてください』と伝えておきました(笑)」と告白し、「ここから成瀬とタクヤの絡みも出てくるので、楽しみにしていただきたいです」とアピールする。 そして、加藤は「この作品は、玲子=レイコを含め、登場人物が全員ヤバいです(笑)」という前提を踏まえ、今後の見どころとして「一見、さちもそう見られると思いますが、実はさちが一番正直で人間らしいかもしれないと思っていて。それが今後いい方向に転ぶのか、悪い方向に転ぶのか…まだまだ“ヤバさ”を秘めているので、どう活躍するのか楽しみにしていただきたいです」と述べた。 演じる役柄を「この作品の中で、さちとタクヤは異質な存在です」と表す長野は、「まだ見えていない部分がたくさんあると思いますが、これから2人がどうレイコに絡んでいくのか、そして『そこで出てくるの!?』という場面もあるので、楽しみにしていただきたいです」と期待を抱かせた。加えて、「また、普段ライブでも脱がない僕が、タクヤになると急に上半身を脱ぎます(笑)」と登場の仕方について触れ、「ファンの皆さんが喜んでくれているのは複雑ですが(笑)、普段の僕とは真逆のキャラクターでレアなシーンがたくさん見られると思うので、ぜひ注目してほしいです」と、これまでと違った魅力を売り込んでいる。