韓国情報機関の前トップ逮捕、戒厳令巡り 裁判所が逮捕状

[ソウル 12日 ロイター] – 韓国の尹錫悦前大統領による昨年の戒厳令布告を巡る捜査を進める特別検察官は12日、国家情報院の前院長、趙太庸容疑者を逮捕した。韓国メディアが報じた。 特別検察官は政治活動への関与を禁じる法律違反を含むさまざまな容疑を挙げ、裁判所に逮捕状を請求したと、報道官が先週述べていた。 聯合ニュースによると、ソウル中央地裁が証拠隠滅の恐れがあるとして12日に逮捕状を出した。趙容疑者は尹前大統領の戒厳令布告計画を事前に知りながら、国会への報告を怠った疑いなどが持たれている。12日の審問では全ての容疑を否認したという。 裁判所からのコメントは得られていない。

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