11日朝早く、熊本市北区にある熊本北合志警察署の駐車場に爆竹を投げ込んだ疑いで16歳の少年が逮捕されました。 少年は容疑を認め、「警察官から逃げる『鬼ごっこ』のような遊びをしたかった」と供述しています。 【前田 美沙希 記者リポート】 「少年は乗ってきたバイクを近くに止め、周りの様子をうかがいながら警察署の敷地内に爆竹を数回、投げ入れたということです」 威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは菊池市に住む飲食店アルバイトの16歳の少年です。 警察によりますと、少年は11日、午前5時20分ごろ、熊本市北区にある熊本北合志警察署の駐車場に爆竹を投げ込み、職員の業務を妨害した疑いが持たれています。 爆発音を聞いた署員が庁舎の外に出たところ、少年は逃走。付近を捜索していた警察は事件発生から間もなくして少年のバイクを発見。 少年から任意で事情を聞き、11日夜、逮捕しました。少年は警察の調べに容疑を認めていて、「警察官をおちょくって捕まらないように逃げる〈鬼ごっこ〉のような遊びをしたかった」と供述しているということです。 警察は他にも関係者がいるとみて共犯者の有無を調べています。 熊本北合志署管内では、先週も清水交番の出入り口にブロック片のようなものを投げつけて傷つけた建造物損壊の疑いで14歳の男子中学生が逮捕されています。