「やっとか‥」参政・神谷代表、立花容疑者逮捕に 自身も誹謗中傷受け「マネないように」

参政党の神谷宗幣代表は13日、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首、立花孝志容疑者を亡くなった竹内英明元兵庫県議に対する名誉毀損(きそん)容疑で、兵庫県警が逮捕・送検したことについて「遅かったが、やっと判断したのかという感じだ」と歓迎した。自身も立花容疑者から誹謗中傷を受けていたといい、「相当、ないことを言われた。言い返しても炎上商法で相手の思うつぼだ。ひたすらスルーしていた」と振り返った。国会内で記者団に語った。 ■「切に願っている」 立花容疑者を巡っては、SNS上での発信で存在感を高めた一方、虚偽情報が混じっていると再三指摘されている。 神谷氏は「今回の逮捕を受けて、プライバシーや個人の心を傷つけるやり方をマネする人が出てこないことを切に願っている」と述べ、立花容疑者について「最初にそのようなやり方を政治に持ち込んだ。マネする人がいっぱいいる」と指摘した。 ■外国人問題「差別的主張いけない」 9日投開票の東京都葛飾区議選で外国人問題を掲げた党公認候補がトップ当選したことについては、「外国人問題は参院選で(参政が掲げ)焦点が当たった。いい問題提起ができた」と述べた。 外国人問題を巡る党の姿勢について「制度を整えて、外国人の人権を守りながら、受け入れていく方策を考えていく」と語った上で、「(受け入れ外国人の)数は減らさないといけない」と述べた。 「『外国人は全部ダメだ』『外国人を追い出せ』など、ヘイトに持っていくつもりは全くない。言い方の強弱で差別的になってしまうので、かなり配慮してやっている」とも述べ、「党の関係者でも、きついことをいう人たちに関しては『言い過ぎだ』と止めている」と明かした。 外国人問題を巡り過激な言説を主張する候補らについては報道陣に対し「同じグループにされると心外だ。線を引いてほしい」と訴えた。

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