家庭用電力供給の勧誘で電気料金が安くなるなどと嘘を言って契約させたなどとして、電力小売り会社の社員ら男女4人が逮捕されました。 特商法違反容疑で逮捕されたのは、千葉県船橋市の会社役員・山本晶太郎容疑者(35)ら男女4人です。警察によりますと、山本容疑者らは去年6月~10月、京都市内の男性3人(20~70代)に対し「エビス電力」の名称で事業展開する会社の家庭用電力供給プランの変更の勧誘を行った際、「毎月の電気代を10%ほど安く使える」などと嘘を言って契約の申し込みを受けたなどの疑いが持たれています。 山本容疑者らは「関西電力より安くなる」などと説明していましたが、実際は一カ月あたり去年9月~今年4月で最大で43%高く、警察に複数の相談が寄せられたことから事件が発覚したということです。 警察は4人の認否を明らかにしていません。