保険金目的でビル放火か 犯行グループの親族アパートでも死亡火災が発覚…警察が関連調べる 男らは全国各地で放火を繰り返していた疑いも 北海道

3年前、紋別の空きビルを保険金目的で放火した疑いでおととい男3人が逮捕された事件で、2025年4月にグループの男の親族が所有する上富良野町のアパートでも火事があり、1人が死亡していたことがわかりました。 いずれも住居不定・無職の深町優将容疑者(54)と稲葉寛容疑者(57)、それに旭川の自称・会社役員の青山篤容疑者(65)の3人は、2022年8月、保険金目的で紋別の空きビルに放火した疑いで、14日午前、送検されました。 火元の空きビルは青山容疑者が借り主で、近所の人には「リサイクルショップを開店する予定。火事の原因は内装工事中の漏電」だと説明していたということです。 また、深町容疑者は、かつて保険金詐欺などを調査する会社の元調査員で、稲葉容疑者とともにメンバーを入れ替えながら全国各地で保険金目的の放火を繰り返していたとして逮捕・起訴されています。 こうしたなか、2025年4月、上富良野町で1人が死亡したアパート火災について、このアパートの所有者が今回逮捕された稲葉容疑者の親族であることが新たにわかりました。 警察は、紋別の放火事件は保険金目的の疑いを強めるとともに、上富良野町のアパート火災についても慎重に関連を捜査しています。

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