保険金狙い“連続放火”か 元保険調査員ら3人逮捕

3年前、北海道紋別市のビルで発生した火災。12日、急展開を迎えました。 放火の疑いで逮捕されたのは、元保険調査員の深町優将容疑者(54)、稲葉寛容疑者(57)と自称・会社役員の青山篤容疑者(65)の3人。 青山容疑者が先月まで働いていたという運送会社の社長が取材に答えました。 青山容疑者が先月まで勤務 運送会社社長 「まさかこういうことになっているとは思ってもみなかった」 火事にあったこのビルは、青山容疑者が個人的に借りていたものだったといいます。 運送会社社長 「(火災当日)青山容疑者から電話があって、『紋別の倉庫、火事があったんだ』と。今思えば落ち着いていて変だった感じ。(火災の後)保険金がおりたとは言っていた。5000万円だった」 火事の後には、周辺住民のところに謝罪に来ていたといいます。 周辺住民 「誠心誠意、謝っていると思った。その時は漏電って言っていたから仕方ないと思っていた」 青山容疑者とともに逮捕された深町容疑者は、元保険調査員で火災保険のエキスパート。深町容疑者らは、青森や岐阜などでも“保険金目的で放火した”として逮捕・起訴されています。 4月に男性が死亡した火災現場が稲葉容疑者の親族のアパートだったことが判明。警察が慎重に捜査を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする