千葉・松戸の路上で男性刺殺容疑、男逮捕 「間違いない」容疑認める

千葉県松戸市上本郷の路上で8日、礒貝要平さん(46)が殺害された事件で、県警は17日、別件の暴行容疑で逮捕されていた近くの無職の男(44)を礒貝さんに対する殺人容疑で再逮捕し、発表した。容疑を認め、「私がやったことに間違いありません」などと供述しているという。 県警によると、男は8日午前3時50分過ぎ、同市上本郷の路上で、持っていたナイフで礒貝さんの背中などを刺して殺害した疑いがある。現場近くの防犯カメラには、礒貝さんが男と鉢合わせた後、もみ合いになって倒れ込む様子などが映っていた。 男はこの事件後の同日、同市内の洋品店で、面識のない他人の首を背後から絞めたとして暴行容疑で現行犯逮捕された。防犯カメラに映っていた礒貝さんともみ合いになっていた男と特徴がおおむね一致していることなどから、県警が殺人事件との関連を調べていた。県警によると、暴行容疑での逮捕後に男が殺害への関与について話したほか、防犯カメラの解析結果や聞き込みなどの捜査から特定したという。男は所持していた刃物について「インターネットで購入した」と供述しているという。 捜査関係者によると、礒貝さんは事件前、現場近くのホテルに宿泊しており、1人で現場を訪れたところ、男に遭遇し、突然襲われたとみられる。2人に面識はなかったとみられ、県警は動機などを調べている。(植松敬)

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