ヤングケアラーだった別居中の43歳夫が求める「息子の親権」。40歳妻が決断したこと

「大麻がらみの相談は増えています。不安が続くことにより、心の状態が悪くなった人が興味を持つ傾向があるようです。大麻を取り入れるライフスタイルは、SNSを介して広まっていると感じています」 こう語るのは、キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さん。彼女は、メンタル心理アドバイザー、夫婦カウンセラーの資格を持つ。 山村さんは「困っている人を救える人になりたい」という気持ちが強い。探偵は調査に入る前に、依頼者が抱えている困難やその背景を詳しく聞く。山村さんは相談から調査後に至るまで、依頼人が安心して生活し、救われるようにサポートをしている。 個人が特定されないように配慮をしながら、家族、そして個人の心のあり方が、多くの人のヒントとなる事例を紹介していく連載「探偵はカウンセラー」。19回でご紹介している依頼者は、地方自治体職員で福祉関係の部署に勤務する40歳の孝子さん(仮名)。結婚7年になる大手IT関連会社勤務にする43歳夫との間に2歳の息子がいる。依頼内容は夫の浮気調査。半年前から別居をしている夫は背景にいろんな事情があるのだが、大麻の疑惑もあるというのだ。

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