勤務先の男女共用トイレで盗撮をしようとして、札幌市に住む会社員の男(54)が性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、男は2024年4月10日までの間、勤務先の会社内にある男女共用トイレの壁にスマートフォンを設置し、女性を撮影しようとした疑いがもたれています。 トイレを利用した別の人物が、壁に設置されていたスマホに気づき、警察へ届け出ようとしました。 そこで男が「自分が代表して届け出る」と申し出てスマホを受け取り、警察に提出したことで事件が発覚しました。 その後の捜査で、届け出をした男がスマホを設置した本人だと判明し、11月17日に逮捕されました。 スマホにはトイレ内の動画は残っていなかったことなどから、性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されました。 警察は、男がスマホを受け取った際に動画を消去したとみています。 調べに対し男は「女性の性的な姿態を撮影したかった」と容疑を認めています。 スマホがいつから設置されていたか、撮影した動画がどこに保存されているかなど、警察が調べを進めています。