大麻所持疑いで中学校教諭、僧侶ら5人を逮捕 秋田では最大の押収量

大麻を所持したなどとして、秋田県警は9月から11月11日までに中学校教諭や僧侶ら5人を麻薬取締法違反などの疑いで逮捕したと、18日に発表した。 県警が逮捕したのは秋田市下新城長岡の無職の男(40)、湯沢市角間の中学校教諭の男(45)、羽後町床舞の僧侶の男(40)、盛岡市西青山1丁目の米国籍の非常勤講師の女(44)、横手市寿町の会社員の男(48)の各容疑者。いずれも容疑を認めているという。 県警によると、秋田市の男は9月3日、自宅で大麻約1キロを営利目的で所持した疑い。このほか麻薬成分を含むキノコ(マジックマッシュルーム)約2・3キロを押収した。ともに県警が単独で検挙した事件としては最大の押収量という。同容疑者は自宅で大麻草11株を栽培したとして、大麻取締法違反(栽培)の容疑でも逮捕した。 この男の逮捕を起点に捜査を進めた結果、他の容疑者を自宅で大麻を所持した疑い、秋田市の男から大麻を譲り受けた疑いなどで逮捕した。 湯沢市の男は横手市内の中学校教諭。学校によると、4月に赴任し、担当教科は英語で「勤務態度には問題なかった」という。(隈部康弘)

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