水道局の敷地内に侵入し、工事などに使うアルミ製の板を盗んだとして、警視庁捜査3課は建造物侵入と窃盗の疑いで、いずれも神奈川県海老名市の職業不詳、倉持博光容疑者(51)と加藤直人容疑者(35)を逮捕した。いずれも容疑を認めている。 逮捕容疑は9月22日午後11時ごろ、共謀の上、東京都世田谷区にある東京都水道局敷地内にチェーン錠を工具で破壊して侵入、工事などに使うアルミ製の板80枚など88点(時価計約34万円相当)を盗んだとしている。 捜査3課によると、2人は盗んだものをトラックに載せ、神奈川県内の買い取り店で約20万円で売却していたという。2人は昨年7月以降、買い取り店4店舗で計70回盗品を売却し、総額1500万円以上を得ていたとみられ、捜査3課は、2人が神奈川県を中心に100件以上の窃盗事件に関与したとみて関連を調べている。