元TOKIOの山口達也氏(53)が11月16日、長崎県佐世保市で行なった講演が注目を集めている。山口氏は以前からアルコール依存症について語る講演活動を行なっているが、今回の講演では新たに、自身が「骨が腐る難病」を患っていることを告白。驚きの声が上がることになった——。 山口氏は1994年に旧ジャニーズ事務所の5人組グループ・TOKIOの一員としてデビュー。TOKIOとして本業の音楽活動以外も人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を中心に活躍していたが、2018年4月に酩酊が原因で不祥事を起こし、強制わいせつ容疑で書類送検されることになり、芸能界から引退。 しかし、20年9月22日には道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕されてしまう。その後、アルコール依存症の専門病院や自助グループへ行ったことが転機となり、23年3月19日に「株式会社山口達也」の立ち上げを報告。自身も患っているアルコール依存症および依存症全般に関する講演活動、企業向けの危機管理セミナーなどの活動を行なうようになり、現在に至る。 山口氏は今回の佐世保講演でも自身の経歴を紹介。そこで「私は難病を抱えています」と切り出し、国指定の難病「大腿骨頭壊死」を患っていることを明かしたのだ。「今まだ普通に生活できるけど、このまま痛くなったら人工関節になる。これは治らないそうです。レントゲン見たら黒くなってました。難病指定ですよって言われて」と語った。 公益財団法人難病医学研究財団が運営する『難病情報センター』のサイトの説明によると、大腿骨頭壊死は《習慣的に飲酒される方や喫煙される方、膠原病や臓器移植などでステロイドというお薬を大量に投与を受けた方に比較的多く発生しますが、何の誘因もなく生じることもあります》とのこと。山口氏は今回の講演で「酒由来なので恥ずかしいですけど」としていた。 「“大腿骨頭壊死”は、大腿骨の先端にある骨頭へ十分な血液が届かなくなることで、組織が死んでしまう難病のこと。芸能人では、俳優の坂口憲二さん(50)や千原ジュニアさん(51)も罹患したことで知られます。坂口さんは、同病気が原因で18年から芸能活動を無期限休止していましたよね。坂口さんは、20年から少しずつ芸能活動を再開し、23年4月期の連続ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)で俳優としても復帰を果たせましたが……」(女性誌編集者) 山口氏が講演で「大腿骨頭壊死」を患っていることを明かしたことに対しては、 《酒飲みすぎて骨が腐るの初めて知った。怖すぎる》 《たっちゃん大腿骨頭壊死なの…ステロイドで注意して観察してるけどお酒飲みすぎでもなるの初めて知った》 《人が飲むのをあえて止めはせんがこういうの見ると勧めようとも思わんね》 といった、驚いたという声を中心にさまざまな意見が寄せられている。