きのう大阪府藤井寺市で車同士が衝突し、1人が死亡した事故で、現場から一時逃走し逮捕された男らが、事故後に包丁や携帯電話を川に捨てていたとみられることが分かりました。 過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕された、大阪狭山市に住む建設作業員の山内瞭斗容疑者（21）はきのう午前2時45分頃、藤井寺市の国道を普通乗用車で走行中に交差点で軽乗用車と衝突し、運転していた草壁勝敏さん（57）にけがをさせて逃げ、死亡させた疑いが持たれています。 山内容疑者は警察の調べに、「事故を起こしてパニックになった」などと容疑を認めているということです。 その後の捜査関係者への取材で、山内容疑者は同乗していた男性とともに事故直後に現場を離れ、包丁や携帯電話を近くの川に投げ捨てたとみられることが新たに分かりました。 警察は、男らが何らかの別の事件に関与した可能性も含めて慎重に捜査しています。