顧客の口座から現金80万円を横領したとして松本信用金庫(長野県松本市)の元職員の女が逮捕されました。女は2024年、約4000万円を着服したとして懲戒解雇されています。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは松本信用金庫の元職員で、横浜市の飲食店店員の51歳の女です。 警察によりますと、女は松本市内の支店で営業係をしていた2023年3月、顧客の口座から現金80万円を払い戻し横領した疑いです。 金は生活費や遊興費に使っていたとみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。 女は、顧客6人の口座を無断で解約するなどして3954万円を着服したとして、2024年11月に懲戒解雇されていました。 松本信用金庫は、「被害者や関係者にご迷惑をおかけし大変申し訳なく心よりお詫び申し上げます」「二度とこのようなことのないよう信頼回復に努めていきます」としています。