福島県郡山市の会社役員の男(53)が、新型コロナウイルス対策の国の助成金をだまし取った疑いで逮捕されました。 20日に詐欺の疑いで逮捕されたのは、郡山市の会社役員の男(53)です。警察の調べによりますと、男は2022年3月ごろから9月ごろにかけて、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業所の休業手当を助成する国の雇用調整助成金制度で、虚偽の申請を行い、助成金約430万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は、厚生労働省福島労働局から被害届を受けて捜査を進め、容疑が固まったとして20日朝、郡山市内で男を逮捕しました。男の認否については、捜査に支障があるとして明らかにしていません。警察は、他に余罪がある可能性を含め調べを進めています。