横断歩道ではねられ佐賀県警の警察官が死亡 68歳の大工の男を過失運転致傷容疑で現行犯逮捕

22日早朝、佐賀県唐津市で横断歩道を渡っていた佐賀県警の警察官が軽貨物車にはねられ、死亡する事故がありました。警察は、車を運転していた男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 22日午前6時半すぎ、佐賀県唐津市久里(くり)の県道で横断歩道を渡っていた佐賀県警唐津警察署の警察官・岩田芳三(いわた・よしみ)さん(53)が軽貨物車にはねられました。 岩田さんは、頭を強く打つなどして、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。死因は、頭部外傷による脳損傷でした。警察は、軽貨物車を運転していた大工の岩本政雄(いわもと・まさお)容疑者(68)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。取り調べに対し、岩本容疑者は、「右から左に横断歩道を渡っていた歩行者をはねてしまった」と容疑を認めているということです。死亡した岩田さんは、ウォーキング中で現場は、見通しの良い片側一車線の道路で、信号はありませんでした。警察は、過失運転致死に切り替えることを視野に事故の状況を詳しく調べています。

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