時速60キロ近いスピードで歩道暴走か…11人死傷ひき逃げ事件 “盗難車”で逮捕の男(37)「試乗するためで山に行きたいと」容疑否認

東京・足立区で盗難車が歩行者をはね、11人が死傷したひき逃げ事件で、車が時速60キロ近いスピードで歩道を暴走した可能性があることが分かりました。 足立区で24日、自動車販売店から盗まれた車が歩行者らを次々とはね、80代の男性が死亡するなど11人が死傷しました。 この盗難車は歩道に乗り上げるなどして歩行者らをはねていて、その後の捜査関係者への取材で、車は時速60キロ近いスピードを出して歩道を暴走していた可能性があることが分かりました。 また、最初に事故を起こしてから最後に衝突事故を起こすまで目立ったブレーキの痕は確認されず、300メートル近くにわたりブレーキを踏まずに走行したとみられています。 この車を盗んだ疑いで逮捕された37歳の男は、「盗んだわけではなく試乗するためで、神奈川県内の山の方に行きたいと思っていた」などと供述し、容疑を否認しているということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする