大阪府堺市の公立小学校の教諭の男が、大阪府内の駅のホームにいた女子高校生の腕を引っ張って電車内に連れ込み、わいせつな行為をしようとしたとして、25日に再逮捕されました。 不同意わいせつ未遂の疑いで再逮捕されたのは、大阪府河内長野市居住で、堺市の公立小学校教諭の島津裕行容疑者（33）です。 警察によりますと、島津容疑者は今年10月中旬、大阪府内の駅のホームにいた10代の女子高校生に「もっとこっち来てよ」などと声をかけた上、腕をつかんで電車内に連れ込み、わいせつな行為をしようとした疑いがもたれています。 女子高校生は肩を押さえつけられたり、何度も手をつかまれたりしたということですが、抵抗して、電車が次の駅に着いた際に降りて逃げたということです。 島津容疑者は調べに対し、「駅のホームで制服の女子生徒に声をかけた。電車内に腕を引っ張って連れ込んだことは覚えている。女の子と話をしたかっただけでわいせつ目的ではなかった」と容疑を一部否認しているということです。 島津容疑者は10月下旬、大阪府内の駅のベンチで、別の女子高校生らの体を触るわいせつな行為をしたとして、11月4日に不同意わいせつの疑いで逮捕され、その後、府の迷惑行為防止条例違反の罪で起訴されています。