「神戸ラーメン第一旭」の社長ら逮捕 外国人を違法に働かせた疑い

アルバイトの外国人を違法に働かせたとして、兵庫県警は26日、ラーメンチェーン店「神戸ラーメン第一旭」の社長ら6人を出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕し、発表した。6人はいずれも容疑を認めているという。 生田署によると、逮捕したのは、神戸ラーメン第一旭を運営するアサヒフーズ(神戸市中央区)の社長、田口隆弘容疑者(79)=同区神仙寺通1丁目=と、同社の関連会社で働く社員5人。 関連会社は神戸ラーメン第一旭で提供する食品の調理や加工を担っており、田口容疑者はこの会社の社長も務めていたという。 逮捕容疑は2022年12月21日~25年6月29日、人材不足を理由に、神戸市内にある神戸ラーメン第一旭の4店舗で、ベトナム、中国の両国籍のアルバイト計10人を、法令が定める1週間28時間を超えて働かせるなどしていたというもの。 週に80~90時間、働いていた人もいたという。 「神戸ラーメン第一旭にオーバーステイの人がいる」との情報提供が4月にあり、捜査を始めたという。(原野百々恵)

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