福祉施設の入居者に膝蹴りし失明させた疑い 介護職員の男を逮捕 兵庫・三田市

兵庫県三田市にある福祉施設の介護職員の男が入居者の男性の顔を膝蹴りし、ケガをさせたとして逮捕されました。男性は眼球が破裂し、失明する大ケガです。 傷害の疑いで逮捕されたのは兵庫県三田市にある福祉施設の介護職員、上竹英容疑者(22)です。 上竹容疑者は、9月1日午前5時3分ごろから39分ごろの間に入居者の21歳の男性の部屋に入り、就寝中の男性の目の辺りを膝蹴りし、ケガをさせた疑いが持たれています。 別の職員が男性が泣き叫んでいるのに気づき、様子を見に行くと男性が目から血を流していたため、病院に搬送されました。 男性は左目の眼球が破裂し、失明する大けがです。男性には重度の知的障害があり、十分な会話はできないということです。 警察によりますと、その後、施設側から警察に申告があり、施設内の防犯カメラの捜査などから上竹容疑者の犯行と特定したということです。 上竹容疑者は警察の調べに対し、「自分に対する態度に腹が立ち膝蹴りをしました」と容疑を認めています。 上竹容疑者は事件後も施設で勤務を続けていて、施設からの聞き取りには関与を否定していたということです。警察は、犯行に至った詳しい経緯を調べています。

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