祖父母殺害、逆送の16歳起訴 名古屋地検支部

愛知県田原市の民家で5月、70代夫婦の遺体が見つかった事件で、名古屋地検岡崎支部は28日、家裁から検察官送致(逆送)された孫の少年(16)を殺人罪で起訴した。 起訴状によると、少年は5月9日、田原市内の自宅で、同居する祖父=当時(75)=と祖母=同(72)=の首や胸を包丁で多数回突き刺すなどして殺害したとされる。 愛知県警のこれまでの調べで、少年は家事や生活態度を巡って両親と口論する祖父母への不満を募らせていたという。殺人容疑で2回逮捕された後、約4カ月にわたり刑事責任能力を調べるため鑑定留置を受け、家裁に送致された。

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