8月、北海道函館市の交差点で、バイク3台で周回走行などを繰り返したとして16歳から18歳の少年ら6人が逮捕されました。 道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕されたのは、函館市に住む18歳の解体作業員の男と、北斗市に住む18歳の解体作業員の男、さらに函館市に住む16歳から17歳までの少年4人の合わせて6人です。 6人は2025年8月28日午後10時6分ごろから午後10時11分ごろまでの間、函館市湯川町3丁目の交差点に、バイク3台で進入。周回走行をしながら誘導棒を振り回したり、打ち上げ花火を上げたりして交通の危険を生じさせ、ほかの通行車両などに迷惑を及ぼした疑いが持たれています。 目撃者から「バイクが花火を打ち上げている」と警察に通報があり、事件が発覚しましたが、警察によりますと、同様の通報が11件相次いでいたということです。 警察は、防犯カメラなどから6人を割り出し、容疑が固まったとして、11月25日から12月1日にかけて逮捕しました。 バイクには2人ずつ3台に分かれて乗車していました。この事件によるけが人はいません。 6人は知人・友人関係で、暴走族のグループに所属しているメンバーだということです。 警察は、6人の認否を明らかにしておらず、動機や余罪について引き続き調べる方針です。