兵庫県の斎藤元彦知事(48)が3日、県庁での定例会見で、斎藤氏の県政運営に反対するデモ隊などの抗議活動が先鋭化していることについて問われ「表現の自由など、さまざまな活動というものは一定認められている面があると思いますので、その中で私は知事という立場ですから、いろんな批判やご指摘というものは甘受すべきものがあるというふうに考えている」と述べた。 記者団から「最近公務の移動の際などに、知事にかなり接近した形で抗議活動をされている方がいらっしゃる。そうした形での抗議活動についてどうお感じになられているでしょうか」と質問された斎藤氏は、批判や指摘は知事として甘受するとした上で「職員の方などですね。私に対してはさまざまな、危害を加えるという…以前逮捕事案もありましたけれど、そういったこともありましたので、セキュリティについては従前から警察などとよく相談しながら対応させていただいているという面がありますので、引き続き警察とも相談させていただきながら、警備などの対応については適切に対応している」と答えた。 さらに「セキュリティ面については、私だけじゃなくて、周りの職員の皆さんですね、秘書課であったりとか、イベントを開催する立場である担当部局、さらにはイベントに参加される一般の方にとっても、常日頃からしっかり確認をしていく、ケアをしていくということは大事だと思います。兵庫県警ともこれまでも密に連携はしていますけれども、引き続きしっかり連携していく形で、安全確保というものは県民のみなさんにとっても住民のみなさんにとっても大事ですから、そこはしっかりやっていきたいというふうに思います」と決意を語った。 「身の危険を感じたりとかは現状、特にはないということでしょうか」と問われた斎藤氏は「そこは日々の公務、行事なども懸命に取り組まさせていただいているというところですね」と答えた。 (よろず~ニュース編集部)